TOP > 食中毒のお話

私たちの日常生活の中で、とりわけ「食」と「安全」について、今ほど多くの関心が集まっている時期は少ないと思います。それは、私たちが日頃何気に口に入れているなじみ深い食品がその製造および流通、更に実際に私たちの口に入るまでの過程で、必ずしも、安全性と健全性が保たれているという保障がないことに今更ながら痛感させられる事例があまりに多いからです。
一般に「食品、添加物、器具、容器、包装に起因して発生する衛生上の危害、事故」を総称して食中毒と呼んでいます。


「食中毒の分類」

食中毒はその病原物質により次の4つに大きく分類される。


1. 細菌性食中毒 大腸菌、サルモネラ、黄色ブドウ球菌、カンピロバクターなど

2. ウイルスによる食中毒 ノロウイルス

3. 化学物質による食中毒 残留農薬、有害重金属など

4. 自然毒による食中毒 フグ毒、貝毒、毒キノコ、トリガブトなど

とりわけ、細菌性ウイルス性食中毒では、食品自体に変色、臭気などの変化がなく、喫食前の予防がほぼ不可能であることが、最も注意しなければならない点である。


「食中毒の予防」

食中毒のうち、発生件数および患者数からみた割合は細菌およびウイルスによるものが全体の80%以上を占めている。そこで、細菌性食中毒を予防する手段として、次の3点がよく言われている。


1. 菌やウイルスを付けないこと − 清潔

2. 増やさない − 迅速、冷却、乾燥

3. 殺す − 殺菌

食中毒の予防については、この3点が確実に守られていれば起こらないが、実際には食品製造サイドにおいても、様々な経済的制約の中でより安全な商品の製造は極めて難しいのが現状であろう。従って、より安価で日常の衛生管理およびチェックが気軽にできるようなキットが非常に有効であることは言うまでもない。


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